農地・水保全管理支払交付金事業 
       東恵庭環境保全会   
                                        田 ん ぼ ダ ム                

HOME田んぼダムの仕組み
 当石狩南部地域環境保全連絡協議会の内、北栄環境保全会及び松鶴環境保全会では農村環境向上活動のテーマとして、「水田貯留機能増進」を実施しております。「水田貯留機能増進」とは、水田の持つ貯水機能を向上させたり、地域排水機能を向上させるための施設操作などを行います。
■56災害と北栄・松鶴地区

 北栄・松鶴地区は道央地区の低地帯であり昭和56年の災害時に大きな被害を受けました。この56災害は、昭和56年8月に発生した集中豪雨により千歳川流域をはじめ石狩川流域に大きな洪水を発生させ、千歳川流域平均360mmという未曾有の集中豪雨となりました。

 このような、水害が低地帯であるがゆえに、史上何度となく繰り返されており、現在治水対策として遊水地事業の計画がもちあがっていますが、これとあわせて、「田んぼ」がもともと有している治水能力を強化・整備していこうというのがこの「田んぼダム」です。
■ 「田んぼダム」ってなあに?

 それでは、「田んぼダム」とは何なのでしょうか?右写真のような「貯留水位調整板」というものを水田の排水口に取付けます。板の中央には三角に穴があいており、この穴の大きさで平常時の田んぼの水位を調整します。大雨などの場合、穴から一定流量は流れ出しますが、調整板の高さまでは雨水を貯留できます。この調整板のメリットは堰板をかけたり、はずしたりせずとも自動で水位を調整できることです。ただし、穴にゴミが詰まりますので定期的なメンテナンス(主にゴミ取り)は必要です。この板は、北栄・松鶴環境保全会独自の方式となっております。
 以上のような方式で集中豪雨等に水の貯留をおこなうことにより、農村だけではなく、上流にある町も水害から守る役割を果たします。

貯留水位調整板

従来の場合

田んぼダムを実施した場合
■ 保全会の活動

 北島・松鶴環境保全会では、平成19年度から検討を重ね「田んぼダム」実施に向けて検討を重ねてきました。平成20年度に入り、畦の強化、連絡体制など整備など決定し実施できる状況となりましたが、田んぼダムが活躍できる状況は、ありがたいことにありませんでした。
 また、田んぼダムとして、実際に貯留機能の効果を強化することが当然一番大事ですが、この活動を一般市民の皆さんにPRすることも大事であると考え、看板設置もおこないました。田んぼダムに参加されている水田に下の写真のような看板を設置しました。これによって地先の方にも「田んぼダム」に参加しているんだということも意識してもらう効果もあります。


田んぼダム貯流水位調整板設置

貯流水位調整状況

PR看板設置

PR看板設置

PR看板設置

貯留水位調整板 点検・ゴミ上げ
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